
デジタル紙芝居は、回想法の「あるある探し」「時系列の整合」「言語化」に関わりのある「記憶映像」を取り入れ、双方向性の映像パフォーマンス(インタビューカウンセリング)により自己表現力と伝達力を引き出し、向上させるツールとして、様々な分野に新しい形の、世代を超えたコミュニケーションを展開しています。
このデジタル紙芝居の映像パフォーマンスには、画像(静止画)に時間軸と仮想空間を与え、ストーリー表現する映像の「モーショングラフィックス・フォトムービー」を活用します。
この様な「デジタル紙芝居」の手法とツールは、自他共に「自己表現力と伝達力」が飛躍的に向上する画期的な「映像回想法」になります。
「デジタル紙芝居」の映像回想法は、回想法に映像技法を取り入れたものと定義しましたが、様々なプレゼンテーション、レクリエーション、トークショー、演奏会、朗読会等、双方向性コミュニケーションにおいて、そこにある「ストーリー」を可視化して伝達パフォーマンスする手法とツールとなるのです。この「ストーリーの可視化」は記憶の「フォトムービー」=「デジタル映像アルバム」=記憶とこころの「復元ポイント」となります。
前述の通り、
デジタル紙芝居の映像技法は、「映像回想法」に特化した「モーショングラフィックス・フォトムービー」です。
デジタル紙芝居教室では、2007年より、この映像技法(デジタル紙芝居)と効果(レミニセンス)を教育、福祉、観光、そして各種PRに活用する研究、企画制作、教室を行っています。
※「モーショングラフィックス・フォトムービー」とは、
従来のグラフィックスデザインに、動きや音を加えたもの。
即ち、写真やイラストなどの静止画像や、ロゴや文字、図形などと言った素材に動きを付ける事=時間軸を与える事でストーリー動画に加工する。
動画である映像表現と静止画像のグラフィックデザインの中間に位置する、あるいは両者の性質を併せ持つ表現方法だと言えます。
フォトムービーのモーショングラフィックスは、アニメーションではありません。アニメーション効果は表現効果として使いますが、アニメーション漫画ではありません。
あくまで、「静止画の動」で表現構成します。これが映像回想法の基本となります。
あらためて「デジタル紙芝居」は、「回想法」に「映像」を活用、応用したモーショングラフィックス・フォトムービーの映像表現とパフォーマンスです。
4つのプロセス、7つの映像回想効果、7つのデジタル紙芝居表現効果が網羅され、自由自在に、自分の想い、シナリオやストーリーを、具体的にビジュアル化(映像化)して可視化します。
この可視化により、双方向性のインタビューカウンセリングを基本としたパフォーマンスやコミュニケーションが展開します。
つまり、「映像回想法」を活用した「自己表現」や「伝達」を容易に行う事ができる「ツールと手法」なのです。
加えて、デジタル紙芝居の制作とパフォーマンスのプロセスは、人間の思考回路を形成、チェック、改善するモーションを起こすフォトムービーとなります。
ゆえに、学習やプレゼン、認知症予防やボケ防止の意識・習慣・訓練等、人本来の地頭力を鍛え、人の感性価値を「語る・伝える・残す」分野に大きな影響を与えます。
このモーショングラフィックス・フォトムービー「デジタル紙芝居」は、様々なパフォーマンス、コミュニケーション、プレゼンテーション、レクリエーション等に幅広く活用できます。
(考案者:前田式デジタル紙芝居映像回想法・・・前田勝彦、前田ふみえ)
4人に1人は高齢者であるという現実の社会で、この新しいコミュニケーションプログラムが、心のケア、予防介護、また地域のお話しの伝達等のプログラムとして活用され、人々の心に「笑顔の花」が咲くことを願っています。
前田勝彦ブログ ⇒ こちら
デジタル紙芝居で行く映像回想の旅行代理店「バーチャルバスツアー」のブログ ⇒ こちら